Lステップの間違った使い方とは？気をつけたい4つの注意点

集客に向けて、「今話題のLステップを使いたい！」という方は多いでしょう。ほぼ自動による売上UPや、ユーザー1人ひとりの分析ができるなど、Lステップには多くのメリットがあります。しかし、間違った使い方をすると深刻なトラブルを引き起こします。この記事では、Lステップの間違った使い方と気をつけたい４つの注意点を紹介しましょう。

利用規約を違反する

Lステップだけでなく、どのサービスにも共通していえることですが、利用規約を違反するのはNGです。「知らなかった」では済まされないので、ご注意ください。

なお、Lステップで利用規約を違反してしまうと、以下のペナルティが発生する可能性があります。

■アカウントBANのリスク

いつものようにLINEを開いたら、なぜかLINE公式アカウントがBANされていた！そんなときは、知らず知らずのうちに利用規約を違反してしまった可能性があります。

LINE公式アカウントの利用規約は極めて厳しく、一度BANをされたら二度と復活させることができません。よって、BANされたら残念ながらその時点で諦めるしかありません。

■まさかの事前予告なし！

多くのインターネットサービスでは、利用規約に違反してしまうと投稿文の削除と共に「利用規約に違反していたので……」と運営者から連絡が来ます。そして何度か警告文が届き、複数回にわたってトラブルを起こしてしまうことで利用停止となる流れです。

しかしLINE公式アカウントでBANされる場合、事前予告は一切ありません。ある日、突然強制的に退場させられるのです。

■何が利用規約に違反する？

では、何が利用規約に違反してしまうのか？というと、それは以下6つのジャンルいずれかで投稿することです。

具体的には、ネットビジネス・出会い系・アダルト系全般・ギャンブル系・医療または医薬品・MLMおよびマルチ商法となります。また、アフィリエイト広告を掲載したり認証済みアカウントへアップグレードしたりするのも、アカウントBANのリスクがあります。

SNSを炎上させる

炎上とは勢いよく火が燃えているように、好意的ではないコメントが集中して寄せられることです。多くの人から注目を集めるため宣伝効果があるとし、あえて炎上させる「炎上商法」という手法もありますが、できれば避けたいですよね？しかし、Lステップの使い方を間違えると、うっかりSNSを炎上させてしまうことがあるので要注意です。

■炎上しやすい人の特徴について知ろう

SNSを炎上させやすい人は、誇張した訴求をしていることが多いです。具体的には、「1日1時間で月給30万円」「誰でも簡単にできて必ず稼げる」「スマホ1台で1日大8枚確約」などといった表現となります。実際に集客できたとしても、「事実と大きく異なる」として批判を浴び、炎上してしまう可能性が高いでしょう。

■欲しいと思う物だけ売り込む仕組みは？

Lステップをうまく使いこなせれば、炎上のリスクも抑えられます。たとえば、ある事業主は9つの有料講座を準備しその中のいくつかを無料で体験させたり、好きな講座を読者自身に選んで受講させたりする手法を用いました。これによって、本当に欲しいと思う物だけ売り込む仕組みづくりに成功し、SNSの炎上を見事に回避したのです。

データ収集を行わない

Lステップは、シナリオの遷移を作るだけでも、動かすことはできます。しかし、きちんとデータ収集をしなければ、その商品やサービスを本当に届けたいターゲット層に情報が行き届かない可能性があります。

だからこそ、Lステップを利用する際は、しっかりとデータ分析を行いましょう。

■必要のない相手へ売り込んでいないか？

当然ですが、集客するのは商品やサービスを買ってほしいといった、消費への期待によるものです。しかし、「買うのは好きだけど、買わされるのは嫌い」というのは万人に共通する思いのため、必要としていない相手へしょっちゅう売り込んでも時間のムダになってしまいます。

■LステップによるDRMの形とは？

そもそもLステップによるDRM（ダイレクトレスポンスマーケティング）は、狙いを定めたターゲット層へ無料で情報を届けつつ、顧客データをしっかり取って分析を行うことが重要です。

そのうえで顧客たちの興味や熱量に合わせ、届けていくサービスや商品内容を変えていくこと、それがLステップによる集客の形なのです。よって、シナリオ配信に頼るだけでなく機能を深掘りして使いこなす技術が必要だといえるでしょう。

通数制限をオーバーする

Lステップにはいくつかの料金プランがあり、それぞれ通数制限があります。通数がオーバーすると配信自体止まってしまうので、上限を超えないように注意しましょう。

■3つの料金プランが存在

Lステップには、スタートプラン・スタンダードプラン・プロプランと3つのプランが存在します。いずれのプランも、基本的には初月料金とスポットコンサル1回までが無料、そして無料プレゼントが付きます。月間配信数は1,000通～4万5,000通とプランによって変動し、月契約料は一番安いスタートプランで2,980円です。

なお、Lステップには通知機能があり、通数制限が近づくと自動で知らせてくれるよう設定が可能です。心配な場合は、付けておくとよいでしょう。

Lステップの間違った使い方について、気をつけたい4つの注意点を紹介しました。Lステップは「売上を10倍に上げる魔法のツール」とも呼ばれていますが、正しく使いこなさなければ充分な効果は実感できません。まずはしっかりと使い方をマスターし、間違った使い方をして悲劇を起こさないようにしましょう。