中小企業におけるLステップ導入のメリットや注意点について解説
ライン公式アカウントの普及と共に注目を集め始めているLステップ。中小企業でも導入している企業が増えてきましたが、Lステップの導入にはどのようなメリットがあるのでしょうか?本記事では、中小企業におけるLステップ導入のメリットと注意点について詳しく紹介します。Lステップの導入を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。
Lステップを導入するとできること
まずはLステップを導入することでできることについて紹介します。Lステップには、大きく分けて3つの料金プランがあり、契約しているプランによっては一部機能制限を受けることになります。あらかじめ目当ての機能がありLステップを契約する場合は、必ず事前にプランごとの制限を確認しておくようにしましょう。
シナリオ配信
シナリオ配信とは、あらかじめ決めておいたタイミング・順番でメッセージや画像をまとめて配信できる機能です。アンケートなどを挟むこともでき、シナリオの途中で別のシナリオにつなげることも可能です。
セグメント配信
セグメント配信とは、タグやアンケート回答結果などから、特定の友達だけに絞ってメッセージの配信が行える機能です。見込み客に絞ってメッセージを配信することで、メッセージを作成する負担を減らし効率的な利益拡大が狙えます。
リマインド配信
リマインド配信とは、あらかじめ決めておいた日時に特定のメッセージを自動で配信する機能です。イベントなどの特定のタイミングに合わせてリマインド配信を作成することで、メッセージの送信忘れや、顧客がイベント情報を見逃すことを防ぎます。
回答フォーム
回答フォームは、ウェブページなどでもよく見る、アンケートなどを作成・配信する機能です。アンケートだけでなくイベントの申し込みフォームなどとして活用することもでき、フォームへの入力内容は友達情報と紐づけて保存されます。
友達リスト
友達リストは、性別や年代、興味などで自由にタグを作成し、友達をグループ分けできる機能です。友達1人1人に適切な属性のタグ付けを行うことで、特定のタグを持った友達だけに絞ってメッセージが送信できるようになります。
リッチメニュー
リッチメニューとは公式ラインに搭載されている画面下部に固定されるメニューのことです。ライン公式アカウント単体ではリッチメニューはレイアウトが固定されており、全ての友達に同じメニューを表示することしかできませんでしたが、Lステップを導入するとリッチメニューのカスタマイズ性能を上げることができます。
また、友達ごとにリッチメニューを出し分けることも可能になるため、クリック部をパーソナライズ化し、クリック率を上げることが可能です。
予約管理
Lステップにはラインの画面内で完結する予約機能が搭載されています。日々のお店への来店予約はもちろんイベントへの予約管理も行えるため、外部の予約サービスを活用する必要がありません。公式ラインで一括でマーケティングから予約の管理まで行えるようになるため、美容室やネイルサロン、占い師などの店舗運営者に最適です。
流入経路の分析
Lステップではラインの友達に追加するためのQRコードを用途に合わせて複数発行することができます。QRコードをチラシ掲載用、広告掲載用などの用途に分けてあらかじめ複数作成しておくことで、友達登録をしてくれた方がどこから自社のアカウントを知り登録に至ったのかを分析することが可能です。
中小企業がLステップを導入するメリット
次に中小企業でLステップを導入することのメリットを紹介します。Lステップは高機能で公式ラインを使用した様々なマーケティング活動を自動化できるため、活用できればメリットが多いです。しかし、利用には毎月数千円から数万円の月額費用がかかってくるため、うまく使いこなせなければ返って損をすることになりかねません。
メッセージ配信の自動化できる
1つ目のメリットは、メッセージ配信の自動化ができることです。公式ラインは顧客からお問い合わせが来た場合、個別に返答する必要がありますが、Lステップを導入するとよくあるお問い合わせはあらかじめ返事を設定しておくことで自動で回答できるようになります。
ちょっとした質問であっても、毎日1回返信している内容を自動返答可能になれば、1月で見ると30回分の時間の節約に繋がります。
顧客情報収集を自動化できる
2つ目のメリットは、顧客情報収集を自動化ができることです。Lステップを導入するとライン上での会話履歴などから顧客情報を自動で収集できるようになるため、手動で顧客情報収集をしていた手間を大幅に削減できます。収集したデータはタグ付けやグループ分けをして管理が可能です。
コスト削減が期待できる
3つ目のメリットは、コストの削減が期待できることです。もしも公式ラインの運用に、現状多大なリソースを割いているのであれば、思い切ってLステップを導入した方がチャットなどのあらゆるマーケティング活動を自動化できるため、コストを大幅に削減できる可能性が高いです。社内リソースの不足を感じているのであれば、導入を検討してみることがおすすめです。
中小企業がLステップを導入するときの注意点
Lステップを導入する際は、ライン公式アカウントの月額料金とは別に月額利用料がかかることに注意が必要です。ライン公式アカウントの利用には、0~1万5,000円の費用が毎月かかりますが、Lステップを導入する場合、その費用に加えて毎月2,980円~3万2,780円の費用がかかります。
メッセージの配信量にもよりますが、合算すると最大で5万円近い負担になるため、導入する際は月額費用をよく確認してから導入を決めましょう。
まとめ
本記事では、中小企業におけるLステップ導入のメリットと注意点について詳しく紹介しました。Lステップはライン公式アカウントでのメッセージ配信などが自動化できる便利なツールです。
中小企業でも多数導入実績があり、サービス運用歴が長いですが現在でも根強い人気を誇ります。導入する場合、ライン公式アカウントの月額費用とは別に、Lステップの月額費用がかかってくるので注意しましょう。
-
引用元:https://attractic.co.jp/index.htmlLステップ正規代理店第1号!ATTRACTIC株式会社は、Lステップの設定代行やサポートをおこなっている会社です。
これまで多くの業種のLステップ構築をおこなってきたため、幅広い提案力もあり、3か月間のアフターフォローもあるので、初めて利用する方でも安心です!