Lステップのカルーセル機能を活用するメリットについて解説！

多くの方が連絡用のSNSとして使用しているLINE。しかし、このLINEにLステップという配信用のツールがあることはご存知でしょうか。基本的に公式アカウント向けの機能なので、ご存じの方は少ないかもしれませんね。ここでは、LINEの機能のひとつであるLステップの、カルーセル機能を活用するメリットについて解説します。

Lステップのカルーセル機能とは？

そもそも、Lステップのカルーセル機能とは何なのでしょうか。確認しておきましょう。

■Lステップとはなにか

Lステップは、LINE公式アカウントに特化した配信用のシステムです。簡単にいえば、LINE公式アカウントの機能を拡張したツールがLステップであり、LステップとLINE公式アカウントとは別物ながら、基本的に一緒に使用します。Lステップを用いることで、ステップシナリオ配信やリマインダ配信など、LINE公式アカウントと比べても詳細な配信設定ができます。LINE公式アカウントを補助し、より大きなコストの削減と効率的なマーケティングにつなげる機能を持っているのがLステップでしょう。

■Lステップのカルーセル機能とは

カルーセル、とはもともと回転台を表す英単語です。遊園地の回転木馬の名前などで聞いたことがあるという方もいるでしょう。カルーセルという言葉は、Web上ではスワイプで動かせるメニュー表示のことを指します。Lステップでは、このカルーセル機能を用いることで画像とテキストを組み合わせて分かりやすく表示できます。配信中にリスナーに選択させるカルーセルを挟むことで、リスナーに主体的な参加の意識を促すことができるのです。具体的に、公式アカウント自体や配信を行う人物などスタッフの自己紹介、扱う商品の紹介、アンケートとしてなど、さまざまな活用方法がある機能です。

Lステップのカルーセルを使用するメリット

では、Lステップでカルーセル機能を用いることで生じるメリットとは何でしょうか。もっとも大きなものとして、反応率の向上が挙げられるでしょう。画像とテキストとを一度に送ることができるので、視覚的に分かりやすく、必然的に一度に送ることができる情報量も増やすことが可能です。一度に送ることができる情報量が増えるので、反対にメッセージの数を減らすこともできます。最大10枚のカルーセルをつくることができますが、何枚カルーセルを作成してもメッセージとしては1つとして表示できます。

また、アンケートとしても利用できるという点もカルーセル機能を使用するメリットです。選択肢を設定しリスナーに選んでもらうのですが、テーマや選択肢を工夫することでより能動的な選択が望めることでしょう。

カルーセルを作成する方法

カルーセルの作成にはシナリオとテンプレート、2種類の方法があります。

まず、シナリオは
①シナリオからボタン・カルーセルを選択
②カルーセルの中身を設定
③画像を挿入する
という流れになります。

対して、テンプレートでの作り方は
①カルーセル用のテンプレートを作成
②カルーセルの中身を設定
③画像を挿入する
という手順です。

最初の手順や画面のUIこそ異なりますが、おおよその流れはどちらも同じです。慣れるまでは少し難しく感じるかもしれませんが、カルーセル機能は使いこなせるととても便利なので、ぜひ挑戦してみてください。

魅力的なカルーセルを作るために意識するべきポイント

魅力的なカルーセルを作成するために意識するべきポイントとは何なのでしょうか。以下紹介します。

■魅力的な画像を設定する

画像の設定を行うことができるというのは、カルーセル機能の大きなメリットのひとつです。そのカルーセルで何を伝えたいかを意識して画像を作成し設定すれば、より効果的に情報を伝えられるでしょう。

■タップする順番まで意識して並べる

カルーセルを複数作成したとき、作成した順に左から表示されます。数が多ければ、縮小表示され、スクロールしなければ見ることができません。そのため、よりタップしてもらいたいものが左に来るように意識して配置を行いましょう。また、カルーセルに順番がある場合は、その順番も意識するようにしたほうがよいでしょう。

■タップしたくなるような説明書きをつける

カルーセルには、画像のほかにそのカルーセルの説明書きをつけることができます。カルーセルの内容や、タップ後に表示される情報などを表示することで、リスナーは反応しやすくなります。とくに興味をひくような説明のテキストを入れることができれば、タップ率は上昇することでしょう。

ここまでＬステップのカルーセル機能の活用について解説しました。ＬステップはLINE公式アカウントで配信を行う際の強い味方です。その機能の一つであるカルーセル機能は、画像とテキストを組み合わせることでより多くの情報を、コンパクトに分かりやすくリスナーに伝えることができます。Lステップを使っている方、これから使ってみようと思っている方は、ぜひカルーセル機能も意識して活用してみてください。