Lステップを設定するまでの具体的な流れとは？注意点も知っておこう！

LINE公式アカウントをビジネスで活用している人は多くいます。そして、LINE公式アカウントにLステップを併用することで機能を拡張することが可能です。しかし、Lステップを導入する手順や設定が難しそうだというイメージもあるでしょう。本記事では、Lステップを設定するまでの具体的な流れや注意点について紹介します。しっかり確認しましょう。

Lステップを導入して業務を効率化！

Lステップを導入するには月額2,980円〜の費用が発生します。しかし、Lステップを導入することでさまざまなメリットがあります。

■多彩な機能で自動化し、コスト削減できる

手動で行っていた情報の配信や友達の管理、予約の管理などをLINE上で自動化することが可能です。さらに、友達登録をしているユーザーにアンケートに回答してもらい、セグメント配信で商品販売へ、というような流れを自動化することも可能です。また、新規顧客をステップ配信で自動的にフォローアップして購入につなげるなどLステップの活用方法はさまざまで、うまく活用することでコスト削減をしつつ売り上げアップが期待できます。

■カスタマー分析をして、ユーザーの行動を把握できる

SNS・広告・チラシなど、友だちがどこからLINE登録したのかを確認できます。さらに、配信したメッセージの効果を計測・分析することによって、アクティブなユーザーや反応してくれている友達を可視化できます。また、友だちの関心に応じて配信内容を変えることによって、購買意欲のアップも見込めます。

■顧客情報を収集し、売上アップできる

Lステップ導入後は、友だち追加してもらったアカウントがわかります。また、回答フォームで友達に回答してもらうことにより情報収集が可能です。そして、友達のデータが蓄積されたり、収集したデータを元に配信内容を工夫したりすることが可能です。

Lステップを設定するまでの具体的な流れ

Lステップを利用するためにLINE公式アカウントとクレジットカードが必要です。まず、LINE公式アカウントを作成します。LINE公式アカウントの作成が完了したらLステップの登録を行います。次に、Lステップの公式サイトを開きます。公式サイトを開くと「無料で試してみる」というボタンがあるので、クリックして申し込みを行います。

そして、プラン内容の選択を行うのです。プラン内容の選択が完了するとお客様情報の入力欄が開くので、必要事項を記入します。Lステップの支払い方法はクレジットカードのみとなっています。そして、お客様情報の入力が完了後、アカウント発行を行うのです。

最後に、LINE公式アカウントのIDを入力するフォームがあります。公式LINEを開設したときに発行されたベーシックIDを入力して、「アカウント登録」を押して完了です。Lステップのアカウントの作成が完了したら、LINE公式アカウントとLステップの紐付けを行います。

■ChannelIDとChannelSecretを入力する

Lステップの初期設定の画面に切り替わり、チャンネル情報を入力していきます。ChannelIDとChannelSecretを確認するために、登録した公式LINEにログインします。

■LINEOfficialAccountManagerにログイン

LINEOfficialAccountManagerにログインして、アカウントリストからIDを確認したいアカウントを選択します。

■MessagingAPIを設定する

ページ右上の「設定」を押し、「MessagingAPI」を選択します。すると「MessagingAPIを利用する」というボタンが表示されるので、クリックします。そして、「開発者情報を入力」というポップアップが表示されるので、開発者名とメールアドレスを入力して「同意する」をクリックします。

また、「プライバシーポリシーと利用規約」というポップアップが表示されます。入力するものがなければ、空欄のまま「OK」を押します。MessagingAPIを利用の内容を確認して「OK」をクリックすると、画面にChannelID、ChannelSecretが表示されるのでコピーします。コピーしたChannelIDとChannelSecretをLステップの初期設定画面に貼り付け、「チャンネル情報を登録する」をクリックして完了です。

Lステップ設定時の注意点

Lステップの設定を行う際の初期設定はPCで行います。スマートフォンやタブレットは使用できないため注意が必要です。また、Lステップの画面とLINE公式アカウントの画面を交互に確認する操作があるため、PCは2画面表示にすると操作がしやすくなります。

Lステップの推奨環境はGoogleChromeとなっているので、GoogleChromeを使用することをおすすめします。また、Lステップに申し込み後、すぐにユーザー登録を行うことができます。もし、アカウントの発行画面を閉じてしまったら、メールから登録できます。登録されたメールアドレス宛に「Lステップ管理画面情報のお知らせ」という件名のメールが届くため、メール内の初期設定用URLからアカウントの発行を行うことができます。

まとめ

LINE公式アカウントを利用する際はLステップも同時に活用することをおすすめします。Lステップを活用することでコスト削減や業務の効率化、顧客の情報収集を行うことが可能です。Lステップの利用を開始するには、LINE公式アカウントとLステップそれぞれでユーザー登録を行い、アカウントを紐づける必要があります。難しい知識は必要なく、手順を確認して順序通りに進めていくことで簡単に登録が完了します。