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Lステップと相性がいい業種とは?効果的に利用して幅広くアプローチ!

公開日:2021/09/01  


LINEの公式アカウントに特化したツール、Lステップ。LINE公式アカウントのメッセージ配信機能を補うような機能を備えていて、うまく利用することで、個人ユーザーに対して効率的なアプローチを可能にするツールです。この記事では、活用するうえで知っておくべき主な機能、そして相性のいい業種について紹介します。しっかりチェックしましょう。

Lステップの主な機能とは?

Lステップには、LINE公式アカウントのメッセージ配信機能を補い、より幅広いユーザーに効率的なアプローチを行える機能が搭載されています。いずれもLINE公式アカウントにはない機能です。では、具体的にLステップではどんなことができるのでしょうか。

■シナリオ配信

自動配信機能のひとつです。事前に『シナリオ』を作成しておくと、そのシナリオに沿って特定のメッセージを自動で配信できます。ユーザーとして企業のLINE公式アカウントに友だち登録したときに「ご登録ありがとうございます!」などとメッセージを受け取った経験はありませんか?

その場合は「友だち追加当日に、ありがとうのメッセージを送る」というシナリオに沿ってメッセージが送られてきているということです。通常の一斉配信では、全員に同じ日時で送信することしかできず、メッセージ送信後に友だち登録した人には見てもらえません。しかし、シナリオ配信であれば、顧客ひとりひとりに対して最適なタイミングで、決まったメッセージを送ることができます。

友だち追加当日に「ありがとう」と送ったら、23日後にはクーポンの発行、1週間後にはクーポンの期限が迫っているお知らせの送信、といったような形で、登録記念クーポンを個別に発行するようなことも可能になります。しっかりシナリオ設計をすることで、登録してくれた顧客に自社のサービスや商品を印象付けることができ、訴求力を高めることにつながる機能だといえるでしょう。

■リマインド配信

こちらも自動配信機能のひとつです。いわゆる予約配信・予約投稿にあたる機能で、特定の日付に自動でメッセージを配信します。たとえば、誕生日の人にだけメッセージを送信するということもできるうえ、予約やイベントの前日などに「明日のご来店をお待ちしております」「明日はイベント!」などとメッセージを配信することで、予約やイベントのお知らせを直前に行うことができます。予約日やイベントなどは、前もってお知らせしていても意外と忘れてしまうものです。リマインド配信の有無で予約忘れを防いだり、イベントへの参加率を上げたりするのに役立ちます。

■キーワード応答

顧客からのメッセージに含まれるキーワードに反応して、自動でメッセージを返信する機能です。この機能を利用するためには、キーワードとそれに対して返信するメッセージを事前に設定しておく必要があります。たとえば、メッセージに「おはよう」と含まれていたら「おはようございます」、「こんばんは」とあったら「こんばんは」などのように、遊び心のある使い方も可能なうえ、「定休日」というキーワードに対して「毎週月曜日です」、「営業時間」というキーワードには「10001900です」といったように、簡易的な問い合わせとしても利用できます。その場合、顧客に「〇〇と発言してください」などとお知らせをしておくとより効果的です。

■セグメント配信

ここまではメッセージの自動配信機能を紹介しましたが、このセグメント配信は、メッセージを配信する対象者を絞り込む機能です。誰彼構わずメッセージを送っても、興味のない内容であれば見てもらえなかったり、あまり興味のないメッセージばかり送るとブロックされてしまったりすることもあります。これではあまり効果的なアプローチとはいえません。

Lステップでは、性別・年代・居住する都道府県などの項目に加えて「ある商品を購入した人」「動画を視聴した人」「友だち登録の経路」など、自分で設定した項目をセグメントできます。LINEメッセージでアンケートを取って顧客の興味を調査し、セグメントすることも可能のため、顧客のニーズに応じて、適切な相手にメッセージを送信できるようになるわけです。

メッセージを送る顧客を絞り込めることで、より訴求力のある効果的なアプローチができるというメリットがありますが、それだけではありません。LINE公式アカウントはメッセージ通数によって追加課金されることもあります。セグメントによって配信するメッセージを絞り込むことで、メッセージの通数を抑えて配信費用を削減できる点も、見逃せないポイントです。

■流入経路分析

Lステップでは、その顧客がどのようなルートを経由して友だち登録してくれたのかを分析できます。この機能でわかるのは流入の経路だけではありません。自社のwebサイトから来た場合はサイトの滞在時間、ECサイトなら商品などの購入率を知ることもできます。

流入経路を分析することで、どのような広告・宣伝活動が効果的だったのかを知ることができるため、宣伝活動の参考になります。また、流入の経路を先ほど紹介したセグメントとして設定できるので、的確なアプローチを行うための貴重な材料としても活用できます。

■顧客管理

Lステップでは「友だち管理」という顧客管理機能があります。いくらセグメント機能があっても、顧客管理は他のツールで行って、そこからわざわざ入力しなおすのは非効率的。「友だち管理」を活用することで、顧客の個人情報をデータベースとして蓄積・管理・セグメント配信を行えます。

また、情報の共有もできるため、お問い合わせへの対応など、複数人のチームで顧客対応にあたるときにも有効に活用できます。顧客ひとりひとりに適切な情報・メッセージを届けることにつながる重要な機能といえるでしょう。

Lステップと相性がいい業種

BtoC

繰り返しになりますが、LステップはLINEありきのツールです。LINEというツールの性質上、Lステップは個人に対するアプローチを得意としているため、BtoBよりもBtoCの業種のほうが、よりLステップを効果的に利用できるということになります。

顧客が気軽に利用できる業種

個人に対して、こまめな配信を得意とするという特徴を考えると、顧客がメッセージを読んだことでお店に行ったり、サービスの予約をしたりするといった行動を起こしやすい業種との相性はよいでしょう。つまり、店舗に行ったりサービスを受けたりすること自体が気軽にできる、顧客にとって身近な存在になりうる業種です。

たとえば、レストランやカフェなどの飲食店などは気軽に繰り返し足を運べます。ヘアサロンやネイルサロン、エステといった美容系の業種も、顧客が定期的に訪れる可能性があるので向いているといえるでしょう。

また、課金をともなうゲームアプリや、ECサイトでも全般的に単価が高すぎない業種であれば活用できるでしょう。このようなオンラインで完結できるサービスは、LINEのメッセージからそのまま商品のサイトに遷移するなどして直接購入につなげることができるので、よりLステップとの親和性が高そうです。

来店・サービス利用後や誕生日クーポン、顧客の興味に合わせた季節の新商品などの情報を配信するなどして、顧客への訴求力を上げることが期待できます。

Lステップを導入するまでの流れ

■申込ページからプランを選択

まず申込ページにアクセスしたら「お申し込み」をクリックし、プランを選択します。プランには「スタート」「スタンダード」「プロ」の3つに加え、「大量送信プラン」があります。

■必要事項を入力

プランを選択すると「ご注文の確認」ページに遷移するので、「お客様情報」と月額費用支払いのための「クレジットカード情報」を入力し、「上記内容で申し込む」をクリックします。これで申し込みは完了です。

■ログイン・初期設定

申し込みが完了すると、お客様情報として入力したメールアドレスに「決済完了のお知らせ」と「ログイン情報」のメールが届くので、その内容に従ってログインし、初期設定を行います。

■申込後の注意点

このように、申込自体はさほど難しくありません。しかし、導入したからといって、シナリオ設計などをしっかり構築しなければうまく機能しないうえ、多機能ゆえにその機能や操作を把握したり、マニュアル化したりするには時間がかかる可能性があります。その場合は、Lステップ構築の代行業者に構築を依頼するという方法もあるので、覚えておきましょう。

 

このように、Lステップは、個人の顧客に対して適切なアプローチを行うのに最適な配信機能を備えています。顧客にとって身近な業種のほうが相性はいいので、比較的多くのBtoCの業種で活用できる可能性があるといえそうです。今や、個人と企業とのつながりはメールよりLINEという時代です。もっと効果的に顧客にアプローチをかける道を探っているのなら、Lステップの活用を検討してみてもいいのではないでしょうか。

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ATTRACTIC株式会社の画像 引用元:https://attractic.co.jp/index.html
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